■この商品の特徴
この季節の代表的なビールをつくりたいと思い、4度目の登場です。
"イースト"フレテレンの旅で感動した、名産ビールに刺激を受けてつくったのは、過去にも書いた通りです。
淡色のマリスオッターとピルスナーの2つのモルトをつかったボディは、先にリリースした、FreshHopAleよりも明るいブロンド。
アロマホップには、去年から新しく栽培をはじめた新品種、VISTAとカスケード、そして信州早生。
もちろん、仕込み当日に収穫した生のホップをたっぷりつかっています。
ホップの投入のタイミングなんかも含めて、モダンなIPAのつくりかたで仕上げています。
VISTAに関しては、まだ栽培3年目なのですが、その個性がしっかり感じられて、ぼくらもびっくりです。
仕上がりは、かなりドライで爽快!
FreshHopAleよりも、こちらの方が度数はあるのですが、それを感じないくらいに、ごくごく飲める感じ。
レモン、ライムのような黄緑の柑橘の印象に、フレッシュなメロンのようなジューシーさ。
このメロンのようなニュアンスがVISTA由来なのですが、今年はその個性が一層強まって、あまり飲んだことのなかったような個性となっています。
やはり生ホップならではの、みずみずしさが最大の特徴。
IPAとはいえ、アメリカンというよりも、ちょっとヨーロッパ的な印象も。
もはや、インスパイアされたもとのビールとは、全然違うものになっているとは思いますが、そんな国籍不明なところが個性かも。
もちろん、バッチリIPAなのですが、みなさんが想像するやつとはちょっと違うのかも。
和食も含む幅広い食事と一緒に、ピルスナーみたいな感じでオールラウンドに楽しんでいただけるのでは、と思います。