■この商品の特徴
【味わいの特徴】
この西海岸風コールドIPAは、ホップ由来の甘いフルーツ香、柑橘、そして松脂のようなクセになるフレーバーが混ざり合い、香り高く、華やかな印象のIPA。
ラガー酵母で低温熟成することで、柔らかくドライでクリーンなフィニッシュに仕上がっています。
【相性の良い食事】
西海岸コールドIPAは、クリーンでクリスプな飲み口としっかりしたホップのアロマと苦味を持っているため、さっぱりとした料理やホップの苦味と相性の良い料理と合わせるのがおすすめ。
・ライムの酸味を効かせたセビーチェ
・天ぷら(特にエビや白身魚)
・柚子胡椒を効かせた焼き鳥
【名前の由来】
70年代のアメリカで、一人の勇気あるリーダーの提唱をきっかけに暴力による縄張り争いではなく、音楽を通しての力比べを始めたストリートカルチャーをリスペクトし、東西それぞれの自慢のIPAで腕試しするシリーズ、ブレイキン。
【醸造家の声】
Cold IPAというスタイルは、ご存じの方もいると思いますが、ラガー酵母を使ってつくるIPAを指し、元々はIPL(India Pale Lager)と呼ばれていました。
IPAをクリーンでクリスプな仕上がりを特長とするラガー酵母で発酵・熟成させるというシンプルなコンセプトで、パンチのあるキャラクターのホップを加えることで、バランスの取れた仕上がりになります。
今回、アメリカ西海岸、東海岸それぞれのIPAをこのラガー酵母で造った2部作に取り組むことになりました。
さて、西海岸バージョンのコールドIPAでは、シンプルなライトラガースタイルのモルト構成を取り入れ、ゴールデン・プロミスと少量の小麦モルトを使用しました。
煮沸の終盤にカシミアホップを加え、柔らかいトロピカルな風味を、その後のワールプールではシムコーとシトラをブレンドして投入し、トロピカルかつ樹脂感のあるアロマを加えつつ、苦味は最小限に抑えました。
長くゆったりとした発酵・熟成期間を取りながらビールをクリーンに仕上げ、IPAの極めつけである追いホッピングを行いました。
ここでは、カシミアとシトラを再び使用し、さらにエルドラドのT-45を加えました。このT-45ホップは低温凍結技術によって有機物を取り除き、ホップに含まれるオイルがぎゅっと濃縮する効果を狙ったものです。
これによって、エルドラドらしい、メロンやトロピカル系柑橘のアロマをふんだんにもたらしてくれました。
通常のIPAよりも口当たりがソフトでクリーン、しかしIPAらしい豊かなフレーバーとアロマをしっかりと楽しめる一杯です。
この後に登場する東海岸バージョンもお楽しみに!