■この商品の特徴
【味わいの特徴】
軽やかな喉ごしに、モルト・ホップ・酵母のバランスが良く、味わい深い。北海道産カスケードホップも絶妙なアクセントになり、心地よい爽快な苦みと香りの余韻を楽しめます。
【相性の良い食事】
キッシュ、白身魚の竜田揚げ、クリーム系パスタ
【名前の由来】
ベルギーの修道院で伝統的に造られてきたが、実は世に出ることは少なく、あまり知られていない秘蔵のビール、ベルジャンシングル。
度数低めだけど、ベルギー酵母らしい豊かな味わいがあり、飲めば飲むほどその美味しさを感じることができる。
「けっして口外するでないぞ」と口の前で人差し指を立てる中世の修道士を想像しながら存分に楽しんでほしい。
【醸造家の声】
控えめな度数で飲みやすさがありながら、ベルギー酵母の味わい深さをしっかり感じることができるスタイル、ベルジャンシングル。
去年に引き続き北海道産のカスケードホップを使用し、発酵温度を高めに設定することでハウス酵母のキャラクターを際立たせました。
そして、小麦麦芽の使用量を少し増やすことで、さらにスムースな飲み心地を追求しました。
国産カスケードは普段の仕込みで使用しているアメリカ産の同品種より、ハーバルさとシャープな柑橘香が感じられ、ノーブルホップとの共通項を持っています。
そして、このホップを最大限に活かすため、今年は単一種で使い、かつ煮沸時に複数回にわけてケトルに投入し味わいに層を出すことを狙いました。
軽やかなモルトの味わいに爽やかなホップ感、そこに酵母が生み出す花やスパイスの印象にベルジャンらしさを感じられ、二次発酵特有の柔らかくきめ細かい泡立ちで心地よく楽しめる仕上がりになりました。
極めてシンプルなレシピだからこそ、それぞれの素材の個性が引き立つ、ベルギービールの懐の深さを特に感じさせるベルジャンシングル。
もし日本にビールを造る修道院があれば、この門外不出のように国産ホップをつかって仕込むのかな、という空想に耽りながら、ぜひお楽しみください。