■この商品の特徴
去年は青ラベルでしたが、今年頭にリリースしたHopdelic IPAがいい感じにできたので、そのイメージのヘイジー版をつくっちゃいました。
Low Color Maris Otterとピルスナーモルトに小麦を加えたボディは、明るいブロンドで軽めのにごり。
Hopdelicでつかった品種にもう一つ加えたNZの3種に、アメリカの2種、そして自家栽培のカスケードたっぷりで仕上げました。
こちらは、色通りの黄色い味わい。
甘やかでありながらも、より軽やかでドライな飲み味。
パッションフルーツや、はっさく、白ぶどうなんかを感じる華やかさは、黒ラベルの方とははっきり違います。
苦味の設定もやや抑えめで、ごくごくいける感じ。
West Coastスタイルのクリアさはないですが、その分柔らかな感じで、かなりいい仕上がりになったかと思っています。
毎度書いていますが、どちらも、いわゆる一般的なヘイジーIPAのイメージからすると、「苦い」って、いわれるんだろうなと思います。
ですから、こういうスタイルに、「うわぁ、甘くて美味しい!」というものをお求めの方には、おすすめしません。
「これはヘイジーIPA じゃない!」なんて言われてもねぇ...
そもそも日本で最初のヘイジーIPAのひとつだったりもします。
目指すは「最良の食中酒」
一杯で十分というよりは、何杯でも飲んでいただきたいし、ばっちり食中酒としてもお楽しみいただけると思います。